王様は絶対!スキャンダラス・マジェスティック・毎日王冠

夏季休養を経てカツジがターフに戻ってきました。
復帰初戦に選んだのはG2毎日王冠。毎年古馬含め強豪が集うレースです。
ここまでマイルで成績を残してきたカツジですが、今後も見据えてマイル路線一本ではなく、2000 m程度まで幅広くレース選択をできるようにという意図でしょうね。

アエロリット、ステルヴィオ、ケイアイノーテック、サトノアーサー、キセキなど強豪が集ったこともあり、前回敗北を喫しているカツジは単勝9番人気の低評価。
距離延長には不安が残りますし、これらの馬と比べて実績に劣るのも確か。なんとかして勝機を見いだせないか。血統、調教、馬体... 行き着いた先はサイン馬券でした。

カツジ当番回の代表作には31話、王様は絶対!スキャンダラス・マジェスティック・エゴイズムがあります。毎日王冠と言うレース名である以上、この話と関係があると考えるのは非常に自然な話です。そしてカツジはこの回どうなったか?

もちろん勝っています。お客様は神様、王様よりも軍よりも民衆よりも強いんです。このレースは東京コースということで、普段関西圏をホームにしているカツジはお客様であると言えます。負ける未来が見えねえ…

というわけで馬券はカツジの単勝と、抑えとしてキセキ、サトノアーサーへのワイドを持つことにしました。

これで春の負けを取り返す!!!


さてレース回顧です。
NHKマイルでは内枠1番から痛恨の出遅れ、いいところなく終わってしまいましたが今回は違いました。外枠でしたし、ゲートも無難にこなし先頭集団にとりつけます。
東京コースでの開幕週、後ろからでも勝てるレースですが先行策は悪くないはずです。

悪くないはずです。

悪くないはずです。。

そう思ったんですが、直線ではカツジを見失ってしまうほど勝負にならず。アエロリットが難なく逃げ切り、同世代のステルヴィオが2着に入りカツジは結局11着止まり。
強豪相手ならばともかく、終わった馬相手にも順位で負けているのはいただけません。

しかしながら悲観しすぎることはありません。今回は距離の条件が合わなかった可能性が高いですし、先行策を打てたということ自体は評価すべきだと思います。
兄のミッキーグローリーが4歳で京成杯AHを制覇するなど、古馬になってからの成長力も期待できます。
いつか、最高の舞台で勝利を掴んでこう言いたいですね。

そして、カツジは神になった